2007年8月27日月曜日

光触媒とは


少ーし日本経済も明るさが見えてきましたが加速をつける可能性を秘めた新技術、「光触媒」が脚光を浴びています。
日本の研究者が発見した原理を応用したこの技術は、国内のみならず世界の人々の生活をかえようとしており、技術立国の面目躍如といったところでしょう。
光触媒を応用した様々な製品も開発され時世代版「産業の米」として小柴昌俊、田中耕一両氏に続くノーベル賞の呼び声も高いです。

光触媒の正体はチタンを含有する鉱石を精製して作る「酸化チタン」です。
この酸化チタンに太陽や蛍光灯の光に含まれる紫外線が当たると化学反応を起こし強い活性酸素を放出します。
この活性酸素が魔法の秘密でウイルスや細菌を分解し、汚れや臭いの原因となる脂肪分、蛋白質といった
有機物を分解して付着しにくくします。
シックハウスを引き起こすホルムアルデヒト等人体に有害な揮発性物質や、大気汚染の元凶となる
窒素酸化物、更には、汚れた川などに含まれる環境ホルモンを吸着、分解する働きを持つ事がわかっています。