もうひとつの効果があります。
紫外線による光触媒反応で表面が水になじみやすくなる「超親水性」という性質です。鏡や車のワックスなどのように表面に水蒸気や水滴が粒状のまま付着する「撥水性」と対極をなします。
図のように汚れの物質が光触媒(酸化チタン)塗布面にこびりついていても水が「超親水性」によりベターと広がり汚れの下に潜り込みます。
そうして、汚れを流し落としてしまいます。
鏡などは本来の機能を回復し、壁などは光触媒反応によって分解された汚れが流出しやすくなるのです。
酸化チタン施工事例
少ーし日本経済も明るさが見えてきましたが加速をつける可能性を秘めた新技術、「光触媒」が脚光を浴びています。
日本の研究者が発見した原理を応用したこの技術は、国内のみならず世界の人々の生活をかえようとしており、技術立国の面目躍如といったところでしょう。
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